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2011年12月17日土曜日

大学を卒業した日に書きました

青春は去った



青春は去った

日の当たるポカポカしたバスの中ではしゃいでいるうちに

僕の手から離れていってしまった



青春は制服で固められ

毎日机に向っているだけで終わった

アルバムの

楕円形の枠組に統一され

時がそれを均等に運んだ

何も行動できず

青春は去った



青春は去った

白い山で快楽をむさぼっているうちに

僕の心から離れてしまった

過去は数々の酒で濁り

体中油だらけになった





もう

逃げ場がない

絶壁の淵に立たされ

僕は強暴な時という追っ手の前にひれ伏し甘えた

「あとニ,三年このままにさせてくれと…」

青春は去ってしまっていたが



青春は去っていた

赤い小さな彼女を送ったときに

時の歯車が一廻りして

僕の番が下になり

彼女の番が上にきた

そのときに、薄々気が付いていた



こんな愚痴を許してくれ



青春は去った

写真の人は話しかけてはくれない





紙の文字は語りかけてはくれない



青春は去った

この春のように

日の当たるポカポカしたバスの中ではしゃいでいるうちに

僕の手から離れてしまった

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