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2012年3月3日土曜日

どこかの駅?


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蛍光灯で照らされた

ガラス張りの世界に

妙に神聖な感じのする

白シャツに青いGパンの男が

エーテルの中で、もがくように

ベンチまでやってきた



そして

ベンチで寝てしまう

目が覚めてみると

前後がわからなくなり

左右がわからなくなり

ガラスびんの中に

頭をぶち抜かれて

吊り下げられてしまった

びんの底には

脳みそと血液が

くそみそに

熱もなく

したたり落ちているではないか







Gパンの男は立ち止まり

たばこに火をつけた



ベンチは蛍光灯に照らされ

合成樹脂の粘膜を

乾燥させていた



白と青のベンチで

白と青の服が

エーテルをどうすることもできずに

2012年3月2日金曜日

マーケットメカニズムが働かない


■主流で一流の新聞によると、日本は電力が不足し、その為供給不足になり、電気代を値上げしなくてはいけないんだって。値上げさせない為には、原発を稼働し、供給を増やさなくてはいけないんだって。本当?



問題の本質は、電力を電力会社が独占し、マーケットメカニズムが働かない為に、値上げになるのだ。電力独占でなければ、他社に電力を移し変えるだけ。しかも、客がふえるので、電力料金は下がる。



■電力にマーケットメカニズムを導入すべき。日本の国家と国民の安全保障の為にすごく貢献するでしょう。

教育や医療・福祉、文化など人間の尊厳に係る分野にマーケットメカニズムを導入するのは反対ですが、日本にとっては、経済やビジネスはマーケットメカニズムやグローバル化国際化すべし。それで日本の精神や文化が損なわれることはない。韓国を見て下さい。

但し、グローバル化によって、世界の株価が下がるとアフリカの貧者や子供が死んでしまうようなことはあってはいけない。グローバル化はそのように、経済至上主義なので、人間の尊厳については、全く考慮していない。シャイロックなのだ。
人間の尊厳に対応できる、さらに新たな経済を考えるべし。北欧などが参考になると思う。

2012年2月29日水曜日

新聞なんて必要?


■新聞なんて必要? 記事の内容は、インターネットのニュースと寸分たがわず同じ。インターネットはリアルタイムで見れ動画付き。新聞は遅く配布される。
お金を払って、読むのはバカバカしい。将来、ジャーナリストはグーグルなどと直接契約するんじゃないの?タブロイド新聞や週刊誌などは、人を傷つけ、誹謗中傷、不安をあおるだけの、創造性のない、なにもクリエイトしないもの。そんなもの、近々に滅びます。人を傷つけて幸福感を得る、今の日本人は心が壊れている。

2012年2月28日火曜日

夜明け、関門トンネルを抜けると、九州だった

上陸


耳がツーンとして目が覚めた

もう、あの純粋な気持ちで

トンネルをくぐったのではない

もう、あの暖かい胸もない

もう、あの切符もない

なぜか冷え切って上陸した

貨物列車とすれ違い

街に入った

薄ぼんやりとして

冷え切った空気

もう、全ての人が東京の空気を浴び

人々はちりぢりになった

耳の奥で「あれが九州よ」と言う母親の声がして

緑の茂った陸が見えた

隣りの男がブラインドを上げたとたん

すりガラスが割れていった



「あれが門司よ」





今まで何度もあの沿線看板に出会ったことか

しかしその看板もない



六本足で骨だらけの昆虫は

黒々としていて

朝の大気にその体温を抜き取られつつあった

赤と白に塗り分けられた

ジェット煙突は

不思議にも

何も放出していなかった



そして、このメカニックな世界の

僅かな隙間に

貧相な住宅がぎっしりだ



もう何もかもなくなった

この霧のように

粉々に





石油コンビナートの無限に長いパイプは

互いにせり合い

上へ昇り

海に突入してゆく



寂しい化学工場よ!

煙突からは

弱々しく炎が

メラメラと揺れる

メラメラと-------

そして外気と同化してしまう



もう、霧で何も見えない

でも

ほら!

東京にいた知人が

ベンチに腰かけ

こっちを見ている




2012年2月27日月曜日

宮崎から鹿児島まで、深夜の徹夜ドライブ

二十四時のドライブ



木々は黙っていて

僕らに妨害を与えなかった

光るテールランプは遠く

急速に近づき

急速に遠ざかる

白いラインは輝き

道はどこまでも黒く黒く

暗い世界へと通じている

白いボディーに青いラインの入ったギャランには

女が二人と

男が三人

男がハンドルを握り

この世をはかなむ最後の人類のように

ゆるく波打つ灰色の海を軽快にゆく



軽快に

軽快に







流れ星

小さな町

信号機

満艦飾りのトラック野郎

透明な光のドライブ=イン



時速は百五十キロメートルを越え

平板な音楽で心は満ちてゆく

バート=バカラック

カーペンターズ

フィスディメンション

明日にかける橋

------ 

不思議な音を反響させる

車はいない

対向車はいない

追い越す者もいない



僕たちだけの世界ができた







ハードトップの

魚のような窓から入る冷たい大気

そして、平板な音はそこから抜け出る

速度のある黒い風は

我われから記憶を運び去り

感覚を奪う

それが頭脳を完全に吹き飛ばした

ただ

十と一の加速度が交互に感じられるだけ



信号はない

カーブはない

踏切はない

ただ

黒いアスファルトのベトベトする道を

2012年2月26日日曜日

東京はファンタジック

東京



高速道路の上で

カーテンをあけた

世界で一番大きな都市に入った

黒い木造の住宅でできた都市に

細い視界からは

光と共に

高層ビルとタワーが見える

新宿が盛り上がって見える

シンボルのない都市よ

ボロ看板が

そこいらじゅうに散らばる都市よ

ボロ看板はファンタジーと共に



ファンタジー



東京はファンタジー



ビルの中で動き始めた

小さなアリたちよ!

僕は君たちの存在を認めてやらない





渋谷は谷底にあった

灰色の人だかり

かなりの違和感

ガラスケースの世界

ファンタジーと共に



どこの家もボロ看板のファンタジー

しかし、この違和感

それがファンタジーではないのか?

この違和感が…



木造の家は

コンクリートのスクリーンに囲まれてゆく




高速道路の上で

カーテンをあけた

世界で一番大きな都市に入った

黒い木造の住宅でできた都市に

細い視界からは

光と共に

高層ビルとタワーが見える

新宿が盛り上がって見える

シンボルのない都市よ

ボロ看板が

そこいらじゅうに散らばる都市よ

ボロ看板はファンタジーと共に



ファンタジー



東京はファンタジー



ビルの中で動き始めた

小さなアリたちよ!

僕は君たちの存在を認めてやらない





渋谷は谷底にあった

灰色の人だかり

かなりの違和感

ガラスケースの世界

ファンタジーと共に



どこの家もボロ看板のファンタジー

しかし、この違和感

それがファンタジーではないのか?

この違和感が…



木造の家は

コンクリートのスクリーンに囲まれてゆく