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2012年6月28日木曜日

とても悲しい

今、テレビで、東京電力と関西電力の株主総会の様子の報道を見ました。
やくざが仕切る日本の株主総会。副知事や市長があんな場所で自分の意見を述べなくてはいけない日本の本当の姿を見て、とても悲しくなり、私自身、自信をなくしました。電力会社や原子力村が日本の子供たちの将来を決める最も強力な場なんて・・・。子供たちに大人は会わせる顔はありません。こんな、科学も民主主義のない日本、汚染された日本を我々はなぜ作ってしまったのだろう・・・。子供たちに渡せない。とても悲しい。
安全の為に投資もせず、安全、安全と念仏を唱えれば、放射性物質がなくなるとでも思っているのでしょう。狂気のさただ。

2012年6月19日火曜日

夢も希望もない社会

福島第一の爆発を3回見ました。特に3号機の爆発は大きく、ショックでした。その時こう思いました。 広島、長崎の核爆発と同じように、今まで私が生きてきた、日本の一つの時代が終わったと。
エコで、安全で、バリアーのない世界を想い描き、心の中では夢と希望に満ちて来ました。
それが、経済界、電力会社、政府、役所の4者に、今打ち砕かれようとしている。彼らは、夢と希望のない、ビクビク生きる世界を作ろうとしている。

2012年6月18日月曜日

腹が立って眠れません

こんばんわ。また原発の件で意見を言います。年甲斐もなく怒りをぶちまけますが、腹が立って眠れません。これほどの国家と民族の安全保障に対して重大な問題はありません。
国を憂いて、いつも右寄りの発言をする石原慎太郎や桜井良子さん。なぜあなた方はこの問題に言及しない。つまりは偽物の人たちだからだ。

今日の朝日新聞に原発を廃炉にすると、電力会社が債務超過になるんですって。
何か変だ。原発はいつか廃炉になるのに。つまり、廃炉を事業計画に入れていないからだ。廃炉になったら、電気料金の値上げや税金でまかなえばいいやという腹だ。もう、ビジネスでも何でない。それで、原子力発電は採算性がいいと言っている。
うそだ。
電力会社は、外資に売って下さい。

2012年6月11日月曜日

NHK教育のETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」を見ました

今、NHK教育のETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」を見ました。福島の都市や農村の放射能レベルを知って心が痛みました。あんなに高い数値なのだ。放射性物質は環境に入り、食物連鎖であのように濃縮されるのだとわかりました。大変気の毒で申し訳ない、とても悲しいことを言いますが、福島県の農林漁業は、風評被害も一部あると思いますが、壊滅するでしょう。食物は基本的かつ科学的に子供には食べさせられないし、郡山市や福島市には科学的に考えても子供を住まわすわけにはいかないと思いました。大人が、子供たちを守るために、放射能をあびましょう。

昨日大飯原発の再起動?(再稼働では?)を決めた野田首相・・・。
本当に安全なんですか?耐震のみで免震ではないコントロールルームで安全なんですか?
電力が不足していると、無計画停電をし、何十年に渡り国民を騙してウソをついてきた電力会社や政府を信じれますか?今度はどうやら本当に不足するらしい。ウソをついてきたオオカミ少年はもうだれも信じなくなっているので、野田さんを担ぎ出したわけだ。しかも、関西電力は電力が不足していると言わない。ズルイ。何の根拠もなく、ただ安全だと言っているにすぎない。今までと同じように、我々を騙しているだけだ。第一、理科系でもない、原子力の専門知識のない野田さんが、安全であると言い切れる能力と知識はあるわけがない。経済界、電力会社の脅し文句「原子力がないと日本経済が悪化し、安全保障がなくなり日本が駄目になる。化石燃料にシフトすると、貿易収支が悪化し、CO2排出が増える。彼らの脅し文句(映画の「トリック」に出てくるインチキ霊能者のように)、人を脅して金をとる商売文句を、政府の最高権力者が公然と言っただけだ。我々は原子力に魂を売って、一生ビクビクして生きなくてはいけないのか?そんなのはいやだ。私から見れば彼は醜態をさらしただけだ。国民や国家の最大の安全保障の問題について、原子力発電がないと国がやっていけないと国民を脅してどうなるのだ。経済界や電力会社、官僚、原子力村に言わされているだけだ。そこには、市場原理も科学的思考もなにもない。経済的利益だけだ。では、大飯原発が再稼働すれば、他の原発も稼働し、日本経済は絶対に安泰なのか?そんなことあるわけない、日本経済の不調は、我々に創造的アイデアがなくグローバル化・環境ビジネスに遅れたのが主な原因だ。日本人が選択する道は、原子力でも化石燃料でもないことが分かる。両方の道が塞がれているのだ。
しかも広域の避難計画すらない。
それに本当に関西地区の電力は不足しているのですか?地域独占で、関西地区に限っているから数字上不足するのではないですか?中部電力、中国電力、北陸電力と融通し合えば足りているのではないですか?地域独占が根本的問題なのだ。
火力発電所のCO2の排出量は日本の総排出量の数パーセントしかない。しかも、今の火力発電所には、コ・ジェネや大気汚染防止など、環境配慮がなく、数十年前のままの設備だ。それらを環境改修してやればいいのだ。しかも、広瀬隆は、関西電力はわざと火力発電所を2か所休止していると言っている。誰もその疑いに反論しないので、それは本当らしい。私はYESと取る。しかも電力不足分の割合が、時と場合において異なると指摘している。不足の算段などいい加減である証拠だ。そんな、うそばっかり言う電力会社や政府、役人たちを信じれと言うほうが酷だ。
そして野田氏は本日、「精神論だけでは・・・」と言ったそうだが、自分が無謀な科学的論拠のない精神論を言っている。
責任を取っても、今TVで見たように、人間が責任をとっても責任は取れない。セシウムの半減期は何万年だ。

百歩譲って、妥協しようか?まず、経済界や電力会社から金を貰っていない信頼できる科学者に、データと科学的根拠に基づき安全であるという立証をしてもらう。
それはストレステストだけだはない。地盤面の標高や、高圧線の鉄塔の耐震性を含む。それだけではない福島第一の事故の原因となった全てについて立証してもらう。それで落とし所として、関係者に責任を取ってもらう。(甘いか?)
野田さんがスピーチするのは、昨日のあんな中身のない偉そうなスピーチではなく、国民に対するお願いだ。
一番重要なのは、政府に中長期における日本のエネルギーの確保と安全保障の案とスケジュールを提案してもらい、原発に代わるエネルギーの確保と安全保障を提示してもらいたい。それはグリーンエネルギーだともう答えは出来ている。
大人の発想で妥協するとすればこんなことになるかな?福島第一の原因も究明せず、原因に対する是正処置がない段階で、安全とは言えない。原因が除去されていないのであれば再発するのみだ。
大きな是正処置を提示しないから、詳細に入ると、その場しのぎの応急手当ばっかりなるのだ。
いや、日本という国は、長期に渡る大きく本質的なものは提案ができなくなってしまっている。

おそらく休止していた大飯原発を再稼働する時、膨大な設備の立ち上げ段階で、トラブルを起し、稼働できず、関西地区が、電力不足でとんでもないことになるのがオチだ。機械物なんてそんなものだ。

日本には天然資源がなく、人口も多い。その小さな島々に膨大な産業と住宅、オフィス、商業が立地している。エネルギーを外部に頼っていたら駄目だ。ウランだって石油より早く枯渇する天然資源らしい。それにウランが取れるコンゴでは、内外の利権が絡む東や西からの熾烈な戦闘や差別が日常的にある。

知恵を出していこう。