これからの日本と生き方
原発の再稼働に動くのか。
なぜ?
原発政策の根本の問題点は、今は核兵器を持たなくても、有事の際にすぐ核兵器を作れるように、プルトニウムを蓄えておくという、邪悪な発想です。
核戦争で生き残っても何になるのでしょう。
いつまでも冷戦の呪縛から逃れられない精神的束縛から、いつまでたっても自由になれません。世界の見も知らぬ人の為に死ぬことができるという考えしか、救う道はないと思います。
脱原発に象徴されるものこそが、日本の新しい未来を築き、希望の星になると思いますがどうでしょう。
今がそのチャンスなのですが、消えてしまいそうです。
原発を象徴するものがある限り、エネルギー的、精神的自由、新しい自由はなくなります。
日本が暗黒の時代に突入したと思います。日本は相撲協会状態になり、発展性のない袋小路に入るでしょう。
電力会社の莫大なエネルギーでできた電力供給システムなど、時代遅れだ。経団連も同じ。
スマートグリッドやグリーンエネルギー、グリーン電力の時代に乗り遅れる。
原発は脱CO2だ?
嘘。
日本の温室効果ガスの主な排出もとは、鉄鋼業と車だ。火力発電所のCO2は、全体の2%に過ぎない。
それに、原子力は、CDMでは、脱温室効果ガスエネルギーではない。世界的に脱温室効果ガスのエネルギーとして、認められていない。
そう言っているのは、日本だけだ。
京都議定書批准のおり、日本は原子力を脱温室効果ガスと認めてもらうように主張したが、国際的に認められていない。
今度の事故で、さらにそれは遠のいている。
いじめを勝ち抜いて生きてきた彼女が、今の日本人はすべて心が壊れていると言った。
真実であり心を打つ。
金や地位や名誉や学歴や力がすべての人たちよ。
素敵な服や車や携帯やパソコンがすべての人たちよ。
原発周辺の、やせ衰え死んでいる動物たちを見て、彼女はそう思った。
各地でストロンチウムやセシウムを検出。
いよいよ、原発の事故による、環境に放出された放射能が、生態系や食物連鎖を通して本当の牙をむいてきた。
この核の時代をいきるには、地球上の見も知らぬ人々、それがブータン人であろうが、ヘポポタミス人であろうが、私たちが犠牲になっても、彼らのために死ねることが必要だ。
大切な人と思い、その命を大切にする。
いや自分の命より大切と思い、その人たちのために先に核で死んであげること。
そのことのみが、核を乗り切る生き方だ。
そんなこと言うわたしが、単なる夢見る人というかもしれない。
でも、人は死ぬものだ。
歳をとり、死が身近に迫ると誰しもそう思うに違いない。いや、そう思いたい。
自分の死が、誰かの為になることを・・・。
地球上の誰かが生を受ける。そう心から思って死ねたらいい。