子供の頃の
光の想い出
少し考えて思い出してみる
味の素の赤いカップ
小学館のネオンで
男の子と女の子が互いに向かい合っているもの
どれも赤い赤い
どれも川の向こう向こう
長い長い鉄橋の向こう
大きな電飾タワー
川よりも、もっと遠くに見えるもの
鉄橋には電車の黄色く暖かい光が見えた
とても長かった
そして、川には数え切れない燈籠が流れた
そして、大きな花火が上がり
恐ろしさのあまり
目を閉じてしまった
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