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2012年1月21日土曜日

寝台車で、関門トンネルを抜け、北九州市に上陸し、工業地帯を走る列車の中で、小さいとき入院した川崎の製鉄所の赤い煙を胸に抱きながら、思いつきました

工場地帯



ベッドの中から見える景色は

黒い工場だけであった

全ての煙突からは

赤い煙が出ていた

壁に囲まれた窓から写し出されたものはそれだけであった

病院の朝食を食べながらそう思った



でも

空だけはまだ青い部分が残っていた

赤い煙でかなりいためつけられてはいたが



煙の向こうの世界は光で満ちあふれ

煙のこちら側の世界は、淡い赤い

光でロマンチックな感じがした





今日もこの景色なのか

病院の朝食を食べながらそう考えた


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