半分閉じた目と外のつぶやきを残した耳で
バスを降りるー
別の大気が僕の周囲を包んだ
それは冷たく
そして乾いていた
朝のそうした雰囲気の中で僕は思った
そうだ、誰かに話し掛けたいと
話し掛けてさよならを言わなくてはいけないと
でも、この冷たく乾いた大気がそうはさせてくれないのだ
今でも想い出す
あの時はとても寒かったとー
仲間の奴らはどこに行ったやら
眼鏡をなくした僕は、不安な白っぽい風景の中を地下道へと歩む
ああ、あの熱情と輝きはもう崩壊寸前だ
僕はくやむ
眼鏡をなくしたことと、ねぼけていることを
ああ、もうだめだ
みんな別れのあいさつもなしに
ちりぢりばらばらになってしまった
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