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2011年11月14日月曜日

結婚式の前日の夜書きました

帰り道



だるい夕闇の中に

海岸道路のネオンが

その姿を現わす



過去の記憶がよみがえる



昔、人々は幸せだった

冬、光りのない道を1人で歩いても

家々の明りが心を満たしてくれた

電柱や鉄塔の影におびえることもなく

宵闇に浮かぶそれらは

友達だった

音楽もなく

色とりどりのアイスクリームもなく

人々は限られた中で幸福だった

しかし今、心はいくら満たそうとしても





あらゆるものを心にぶち込んでも

心は満たされない

満たそうにも満たされない心は

敵を追い求めるばかり

不安と心配に追い詰められ

焦燥と不安定が心を満たす

余裕のかけら一つなく

攻撃の相手をひたすら捜し求める



眠れぬ夜が続くこともなく

焦燥する事なく人が歩けた

そんな風景はもうない

アイスクリームの数ぐらい幸せがあるというのに……



海岸道路のネオンはまだ続いている

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