ある人工の島で大きなショーが
あった
建物のエスカレーターをどんどん昇ってゆくとその会場があった
着いた所は
光輝く
地下道ではなかった
床はコンクリート
汚れたコンクリート
空気はむせ
薄い日の光で、照明はない
ガンガンと歌謡曲
下手な新人歌手の声
コンクリートの悲鳴
あと数年たってその歌手を思い出そうとしても、それはできない
哀れな人形よ
でも、人々の足はそちらに向く
こんな弱い光の中で何ができるのだ
働く人もいる
自動販売機もある
人々の生活がある
広い会場の隅は薄暗く
ほこりでいっぱい
くじを引いたって当たりはしない
0 件のコメント:
コメントを投稿