神社で
後から木の葉の追っ手が来る
カラカラ
クルクル
追ってくる
赤くただれた春の枯葉
カサカサ
カサカサ
僕の足はしだいに速くなる
もう木の葉を完全に引き離した
朝の神社で
突然嵐が…
さっきの木の葉は僕を追い越して行ってしまった
もうずっと先
不幸な若い木の葉よ
鳥居がビルをかんじからめにするとき
バカにしたような青空が広がり
奈良のイメージと
抜けるような青空が
そこらじゅうに散らばった
息苦しい
ふと見ると
風がやんだのか
さっきの木の葉がそこに止まっている
僕は見知らぬふりをして通りすぎる
すると、又、木の葉は僕を追いかけてきた
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