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2011年11月14日月曜日

結婚式の前日の夜書きました

帰り道



だるい夕闇の中に

海岸道路のネオンが

その姿を現わす



過去の記憶がよみがえる



昔、人々は幸せだった

冬、光りのない道を1人で歩いても

家々の明りが心を満たしてくれた

電柱や鉄塔の影におびえることもなく

宵闇に浮かぶそれらは

友達だった

音楽もなく

色とりどりのアイスクリームもなく

人々は限られた中で幸福だった

しかし今、心はいくら満たそうとしても





あらゆるものを心にぶち込んでも

心は満たされない

満たそうにも満たされない心は

敵を追い求めるばかり

不安と心配に追い詰められ

焦燥と不安定が心を満たす

余裕のかけら一つなく

攻撃の相手をひたすら捜し求める



眠れぬ夜が続くこともなく

焦燥する事なく人が歩けた

そんな風景はもうない

アイスクリームの数ぐらい幸せがあるというのに……



海岸道路のネオンはまだ続いている

2011年11月13日日曜日

中学校の同窓会で創った詩です

二十年目の同窓会



君はもういない

はるかな遠くの記憶

こみ上げてくるのは平和な世界

二十年目の故郷

笑う君がいた



はち切れんばかりの想い

なつかしさに目に涙あふれ

こみ上げてくるのは平和な日々

二十年前の光と影

全ては君が居たから

引きさかれた僕の胸にこみ上げてくるのは

くやしい想いだけ



君を見ていると二十年も離れていたとは思えない程

想い出がこみ上げてはこみ上げて来る

写真の中の君に口づけした人

2011年11月12日土曜日

毎日の通勤ご苦労さまです





カプセルにパッケージされ

毎日メトロポリスの端から端へ旅をする

かすかな光に導かれ端から端へ旅をする

その間中

生まれてから聞き始めたレコ-

ドが駆めぐり

私は旅をする

全てを投げ出して生きてみたくなるけれど

空気がそれを許さない



私は旅をする



美しい光の中を旅をする

まるで血管を突き出して動くように



私は旅をする



電子と共に旅をする

私は旅をする

2011年11月11日金曜日

毎日お勤めご苦労さんです

通勤途上の空想


透き通る寒々とした光を放ち
四両編成の列車は通り過ぎ
再び、ポツリポツリと
街の明かりが黒々とした闇の中に浮かんだ
いつもの下りの急カーブで
列車は無重力の宇宙を駆け巡るように揺れ
座席にいる私には
不規則な加速度が加わり
疲れ果てた心をかき乱した
アア、体中から力が抜けてゆく

疲れた、疲れた、疲れた、疲れた、疲れた、疲れた、疲れた、疲れた、疲れた、疲れた

2011年11月10日木曜日

コンピューターがもし詩を書いたらこうなるのかな?

Text Deta



text= 
第6安田ビル 
スーパーバザールスーパーバザール■■
時間と空間
を越えてコミュニケーションする
■■We will soon make a
brief stop at Sin-yokohama■■
■■Passenger going to JR line & subway line■■
■■
当駅は喫煙所を除いて終日禁煙となっております■■
のぞみ 21号 博多行き 途中停車駅は 名古屋 京都新大阪 新神戸岡山 広島 小倉 博多 の順です■■
自由席は前より1号車から 4号車です■■
禁煙車は1号車 12号車 16号車です
■■当駅は朝7:00より9:00まで禁煙タイムを実施しております
■■
ホタールノヒカーリマドーノユキー
閉店のお時間です又の御来店をお待ちしております
<<<>>>

2011年11月9日水曜日

イラクでの戦争に対抗するものです

イラク



モーゼとジーザスクライスト
アラーとジーザスクライスト
モーゼとアラー
なぜそんなに喧嘩をするの
なぜそんなに殺しあうの
なぜそんなに憎しみあうの
みんな愛を説いた人なのに
なぜそんなに傷つけあうの
互いに尊敬しあい
生きてきたのに
なぜそんなに殺しあうの

モーゼ
なぜそんなに高い塀をつくるの
ジーザスクライスト
なぜミザイルばかりつくるの
アラー
なぜ爆弾を抱えて自爆するの

市場に並ぶリンゴのように
私たちは売られるの
私たちの価値など量れないのに
尊厳はあるの
一人一人は大切ではないの

皆、愛を説き
なぜそんなに憎みあうの

私にはわからない
なぜすべての人が殺しあうかを

2011年11月8日火曜日

線路を人の一生にたとえました

森の中で



森の中で
ひとつの線路の枕木の上を歩いていると
左からもうひとつの線路がやって来て
少し並んでいたかと思うと
やがてそれはひとつの線路になって
とても幸せな気持ちになりました

そしてそのひとつの線路にポイントができて
右側にもうひとつの線路ができました
その線路は私たちと並んでのびていきました

今度は私たちの線路にまたポイントができて
左側ににもうひとつの線路ができました
その線路は私たちと並んでのびていきました

とても幸せでした

しかしずっと三本の線路をいくと
右側の線路は右側にそれ
その先には女の人と子供たちがいました

またはるか先にいくと
今度は左側の線路が
同じように左側にそれていきました

三本の線路は再び一本の線路となり
ちょっと寂しいけれど
ずっとひとつの線路の枕木の上を歩いていると
二本の線路はレールとレールを
しっかり枕木で留め
私たちはその枕木の上を
森の中まで歩いていきました