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2012年1月8日日曜日

宮崎の友人宅に二回目に旅行したときの印象です

夏の旅



実を言うと、今度の旅行はあまり気が進まなかった

春に二回も行った所だし

見慣れた人たちばかりであったから

それに、景色にも飽きていた

実際

せっかくの鹿児島までの深夜ドライブで

満天の星を見

火を噴く桜島を見ても

あまりおもしろくはなかった

電球の固まりである

赤や黄色のトラックとすれ違っても

あまりおもしろくはなかった

小林付近で夜が明け

朝もやの中で自動販売機のコーヒーを飲んでも

あまりおいしくはなかった

そうだ





この旅行は始めからあまりついていなかった

駅に降りたらドシャ降りで

傘もなく

雨の中を歩いた



帰りはもっとひどかった

雷雨で駅の照明は消え

電化区間の列車は、落雷のため運行を中止していた

駅は薄暗く

人で埋まっていた

私を追い出すように

全ては怒っていた

2012年1月6日金曜日

中学生の時の生徒手帳を見つけた時に書きました

古い手帳


古い手帳をひも解くと

黄色くなってしまった紙の襞から

かびくさい記憶が飛び出してくる

そこには

名も知らぬ

顔も知らぬ

六年前の名前が羅列されている

頭の中をその人影らしき黒いものが通ってゆく

そして

黒く変色したペン字の上に

ぼやけてしまった

当時の思い出が飛び出してくる

おそるおそる黄色い粉を出すページをめくってゆくが

内側には、ほとんど何も記されていない

試験の時間割以外には

一ページめくるごとに





安堵のため息が出る

白いページが続いていただけ

少し汗ばんだ指先から

ペラペラの紙へ汗がしみ通っていた

最後のページには

名前と住所と血液型が書いてあった

2012年1月5日木曜日

雪にコーディネートされて、街が美しくなった

雪の都会




白いじゅうたんは、ある日突然やって来て

バラバラだったみんなを押さえつけた

色とりどりだったみんなを押さえつけた

その、白の統一をもって

ある人はそれを美しいと言い

又、ある人はそれを煩わしいと言った



それは全ての音を吸収し

僕が声を発すれば

それは声ではなく

ある暖かい固まりとして空気中に散った



全体主義者なのに、なぜ愛されるのだろう?



冬の弱々しい太陽が





灰色の空気の中を

赤く、そして、鈍く光りながら沈むとき

その、白いじゅうたんは輝きを増す

2012年1月4日水曜日

1月2日に、東京の実家に、娘を連れて新年会に行きました
某国立大学の宇宙物理学の博士課程にいる甥が来ていました
その甥が、原子力は純粋に、科学の為に存続すべきだと言うのです
私は100歩譲って、研究用の超小型原子炉は認めるにせよ
心に何か違和感を感じました
原発の事故と爆発の後たくさん出てきた
電力会社から金をもらって、電力会社に都合のよい発言をする学者、博士、専門家、ジャーナリスト
政府の擁護ばかり、政策に都合のよい、誘導的な発言ばかりする学者、博士、専門家、ジャーナリスト
もはや科学や学問ではない、買収された人たち
ただ原子力村の利権ばかり見ている人たち
人間なんて獣であり不合理なもの
いくら純粋な科学を追及したって、所詮それは利権で汚れるものなのだ
(人間のそこを愛するべきなのだが・・・)

甥は若くて純粋だなあと思いました

10万人の人間から、家と仕事と家族を奪い難民を生み出したあのエネルギーは
日本の安全保障の最大の弱点のあのエネルギーは
インチキ計算では採算がよい原子力発電
(東京電力が事故で事実上潰れているのに、そんなわけはない)
いくら事故の確率が低くても

認めるわけにはいかない
子供たちにそのエネルギーを引き継ぐわけにはいかない

科学は科学の為にあるのではない
科学は生命の為にある
今の科学には、生命というものに対し、すごく欠落している所がある
環境汚染もその一つ
地球の上の生命という大切な要素に
これからの世代は知恵を絞っていただきたいものだ
期待しています

2012年1月3日火曜日

スキー場のロマンスが新宿に着いて終わりました

別れ



半分閉じた目と外のつぶやきを残した耳で

バスを降りるー

別の大気が僕の周囲を包んだ

それは冷たく

そして乾いていた

朝のそうした雰囲気の中で僕は思った

そうだ、誰かに話し掛けたいと

話し掛けてさよならを言わなくてはいけないと

でも、この冷たく乾いた大気がそうはさせてくれないのだ

今でも想い出す

あの時はとても寒かったとー

仲間の奴らはどこに行ったやら

眼鏡をなくした僕は、不安な白っぽい風景の中を地下道へと歩む

ああ、あの熱情と輝きはもう崩壊寸前だ





僕はくやむ

眼鏡をなくしたことと、ねぼけていることを

ああ、もうだめだ

みんな別れのあいさつもなしに

ちりぢりばらばらになってしまった

2012年1月2日月曜日

夜中、東京駅のホームで大垣行各駅停車を待っているときのプラットホームの情景です

駅で



いけない!

だめだ!

奴らの口車に乗ってはいけない!

なぜなら

君の心と肉体はあまりに幼いからだ



危険だ!

早く逃げてしまえ!

軍服を着て、チョビひけをはやした男など

信用するな!



君の心と肉体は激しく燃え

そして、君の目は輝く

無口な君の、その、めったに開く

ことのない口は

興奮に走り、激しく動く







その男たちは信用できないぞ!

君は後でベソをかくだけだ



アア!

そこでも、あそこでも

君と同じような人が…



でも僕は君に伝えられない

この言葉を

2012年1月1日日曜日

謹賀新年

みなさんあけましておめでとうございます
56回目のお正月を迎えました
きのうの華やかな紅白歌合戦を平和に見ることができ
大変幸せです
華やかな気分から一転して、荘厳な、いく年くる年を経て無事新年を迎えることができました

子供の時と同じ、少しばかりの興奮と満ち足りた気持ちでいっぱいです

地震がありましたが
神はまだお怒りなのでしょう

今、マイケルジャクソンの音楽と映像を一人で楽しみながら
この詩を書いています

彼がもし生きていたら
被災地と福島に飛んで行っていたでしょう
紅白にも出演して
昨日のNHKホールや渋谷は大混乱になっていたに違いありません

世界に対しもっとすばらしいメッセージを発信していたでしょう

本年も稚拙な詩ですが
社会に対してのメッセージを含め
これからも入力していきますので
読者の方、よろしくお願い申し上げます